三川内焼 献上唐子御皿

平戸雅松（ひらどがしょう）は、長崎県佐世保市の三川内焼（みかわちやき）の伝統を受け継ぐ陶芸家、中里時夫氏の号です。 　白磁染付の技術を守り、昭和35年に長崎県の無形文化財保持者に指定されました。 　伝統的な手描きの絵付け技法を駆使し、「献上唐子焼（けんじょうからこやき）」と呼ばれる作品で知られています。松の木の下で遊ぶ唐子（唐児）の図柄が特徴で、かつては平戸藩主から幕府や宮中への献上品とされたそうです。 　あどけない表情の五人の唐子が遊んでいる様子が、繊細な手書きで描かれています。 　真っ白い磁器の肌に、藍青色の線で描かれた松、岩、蝶、縁取りの飾りもとても柔らかく爽やかです。 　直径　約24.5cm 　高さ　約5.2cm 　雅松さんの作品に惚れ込んだ知人が窯に通い、直接買い求め大切に保管していました。 　共箱に入って保管されていましたが、一度人手に渡ったものであることから「未使用品に近い」としています。 　素人検品、リサイクル品であることをご理解いただけるとありがたいです。 　どうぞ、ご検討ください。 種類...磁器 種類...皿/プレート 種類...中皿 焼き物...三川内焼 種類...大皿